●いつもよりマスクをしっかりしよう!●薬を忘れず飲んで、点鼻点眼薬を職場に持参しよう!などなど日野自動車(株) 安全衛生環境部こころとからだの健康推進センター・古河芳賀看護師⓫■関東地区における花粉の飛散カレンダー(日本花粉学会会誌)草本の花粉飛散量情報70.3%70.3%30.3%27.5%25.3%20.3%14.5%2.0%■花粉症があなたの仕事に与える影響について あてはまることすべてをお答えください。(n=400)もはや、国民病とも言われる花粉症。ほぼ10年ごとに有病率は10%増加しています。花粉症は、とにかく予防が重要です!効果的な予防をするためには、花粉の種類と飛散時期、気象条件などを知ることから始めましょう!晴天または曇天の日 前の日に雨が降った日 日中の最高気温が高めの日気象条件を知って、今日は、明日は、花粉が飛びやすいな…と思えることが、花粉症のセルフケアにつながります! 花粉症で仕事に影響が出た人は約7割もいると判明!花粉症が仕事のパフォーマンス低下に大きく関わっていることがわかりました。特にパフォーマンスを下げる症状は「鼻水」と「目のかゆみ」、約9割が集中力が低下すると回答しました。年代別に着目をすると若い人ほど花粉症の影響を受けているという実態が明らかになりました。 また、製薬会社の「ノバルティスファーマの調べ」では、人事担当者の61.0%、管理職の45.6%が、従業員の花粉症の症状によるパフォーマンス低下を感じており、「花粉症の治療をして欲しいと思うことがある」と回答しました。これらのデータからも、花粉症のあらゆる症状が、労働生産性を低下させ、会社の利益にも影響があるのは明らかです。繰り返しになりますが、花粉症は予防が重要です!我慢をしないで早めにお薬を飲みましょう。また、季節や気象条件に合わせて対応方法を変えながら、効果的な予防をしていきましょう。花粉症は気合では乗り切れません!■どのような症状が、あなたの仕事に影響を与えますか?(n=400)86.8%(キク科)ヨモギ属(キク科)(アサ科)花粉症に伴う生産性低下による経済損失は、なんと日本全体で年間4兆円以上にもなる試算が!花粉名1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月ハンノキ属(カバノキ科)スギヒノキイネ科ブタクサ属カナムグラ木本の花粉飛散量情報多い(50.1-個/cm2/日)やや多い(5.1-50.0個/cm2/日)少ない(0.1-5.0個/cm2/日)鼻水目のかゆみくしゃみ鼻づまり薬の副作用による眠気のどのかゆみ頭痛薬の副作用によるだるさせきその他スギは1月から飛散し始めます湿度が低く、乾燥した日 強めの南風が吹いたあと、北風に変わった日多い(5.1-個/cm2/日)やや多い(1.1-5.0個/cm2/日)少ない(0.05-1.0個/cm2/日)78.5%集中力が低下する仕事の効率が低下する仕事へのモチベーションが低下する判断力が低下する体力が低下するその他30.8%1.5%季節を問わず、いつまでも花粉が飛散し、花粉の種類がかなり多いのが関東地区!春先にピークがくるスギやヒノキ科だけではなく、秋のブタクサ属をはじめ草本花粉の時期も長いのです。代表的なスギ花粉・ヒノキ花粉・ブタクサ花粉以外にも、つらい花粉症の症状を引き起こす植物は沢山あります。ほぼ年間通して何らかの花粉が日本中で飛散しています。医療ジャーナルエステー調べ88.5%63.0%53.3%52.5%〜健康相談だより〜〜健康相談だより〜“花粉が飛びやすいとされている気象条件とは?”“花粉症が働く意欲を奪う!!”計画的に花粉症を乗り切ろう
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