Hi ! いきいきけんぽNo.476
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日野自動車(株) グローバル人財開発部こころとからだの健康推進センター・新田中嶋産業医⓭運動習慣を身につけることによって高血圧が改善した、血糖値が改善した、気分がよくなった等の声が聞かれます。しかしながらこれだけメリットが多い運動習慣を持続できている人はどのくらいいるでしょうか。令和元年度の国民健康・栄養調査によると男性の29%、女性の25%にのみ運動習慣があるとされています(運動習慣とは1回30分以上の運動を週2回以上実施し、1年以上継続していとして、るもの)。約4人に1人しか運動習慣がない実態なのですが、運動をしない理由として、い仕事や家事が忙しいから(38%)、面倒くさいから(28%)、特に理由はない(20%)、年をとったから(18%)などが挙げられていました。コロナ禍であるっ現在は運動習慣がある人はもっと減っているかもしれません。自分が病気になっけてはじめて健康の大事さに気付くということもありますが、普段からできるだけ病気にならないような体づくりをしておくことが大切です。運動習慣のきっかけや定着に関して厚生労働省が提案する方法を紹介します。①気付く:からだを動かす機会や環境は身の回りにたくさんあります。自分自身②始める:今より少しでも長く、元気にからだを動かすことを始めましょう。③達成する:65歳未満では目標は1日60分、8000歩の歩行を目指しましょう。④つながる:家族や仲間と一緒にからだを動かすこととにより、により、一人で行うう。よりも楽しさや喜びが一層増すでしょう。得仕事中に汗をかくことも結果的には運動の一部となり得グりも少し早く歩くことも立派な運動であり、ウォーキング1回30分以上の運動を運動習慣としては求められていますが、連続していなくても合計時間が同じであればあまり効果は変わらないという報告もあります。最初から無理して長時間やるよりも、短い時間でもまずは始めてみることが肝要です。の周りを振り返ってみましょう。まます。また通常よをを含めた散歩などちょっとした運動の機会はどこにでもあります。成人男性の平均歩行速度は約5km/時といわれています。歩行速度は携帯電話のアプリで計測できますし万歩計の機能もありますので、一度自分がどれくらいの速度で何歩くらい1日に歩いているか確認してみるのもよいでしょう。〜健康相談だより〜〜健康相談だより〜〜健康相談だより〜〜健康相談だより〜      おわりにはじめに運動習慣の向上

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