Hi ! いきいきけんぽNo.469
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❻~健康相談だより~~健康相談だより~~健康相談だより~~健康相談だより~インフルエンザ予防接種の重要性日野自動車(株) グローバル人財開発部こころとからだの健康推進センター・羽村野本産業医これから本格的な寒さを迎えることになりますが、今年は新型コロナウイルス感染症が流行しているため、例年よりもインフルエンザ予防接種の重要性が高まっています。今回はインフルエンザ予防接種についてお話しさせて頂きたいと思います。予防接種を受けることにより、インフルエンザで医療機関を受診する割合を40~60%程度減らすことができると報告されています。さらにインフルエンザにかかったときも入院を40%以上、重症化を80%以上減らすことも報告されており、予防接種は感染を防ぐ最も効果的な手段であると言えます。今年のインフルエンザワクチン供給量は、約6300万人分となる予定です。例年より供給量は多くなっておりますが、ワクチン接種希望者も増えることが予想されますので、早めの接種をお薦めします。既知のコロナウイルス感染症は、もともと冬の風邪ウイルスとして知られていました。冬場になって新型コロナウイルス感染症が拡大することが予想されており、インフルエンザとの同時流行の懸念があります。インフルエンザワクチン接種により、発熱患者が減ることで、医療機関への負担を軽減することにも繋がります。政府の専門家会議でも今年はワクチンの積極的な接種を薦めています。今年は新型コロナウイルス感染症の流行で世の中の状況が一変しました。冬場に向けてインフルエンザ新型コロナウイルス感染症の同時流行を防ぐためにも、手洗い、マスク着用などの感染予防策を継続するとともに、積極的なインフルエンザワクチン接種をお薦めします。1.インフルエンザ予防接種の効果について2.インフルエンザワクチン供給について3.新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行に対する備え

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